私には昔から、ずっと知りたいと思っていたことがあった。
ひとつめ。
子供達が熱があるとき、おでこを触ると、手に、ピリピリしたような、とにかく、「不穏なもの」が伝わってくる。
熱が引く熱が引くと、その「不穏なもの」は感じられなくなる。 これはなんなんだろう?
ふたつめ。
夜寝るとき、暗闇で手を天井にかざす。
指と指の間に膜が張っている。
親指と人差し指で輪を作ると、その中にシャボン玉の膜のようなものができる。
薄暗がりの中、家具などをそのシャボン玉を通して見ると、歪んで見える。
手のひらと手のひらを合わせて、ちょっと離しても、その膜が、まるで、納豆のように糸をひいている。
これはなんなんだろう?
みっつめ。
遠くの山を見ると、あの山の方から、大気みたいな「なにか」がこっちにやってきている。
これはなんなんだろう?
よっつめ。
私のパートナーの手は温かく、痛いところやかゆいところに乗せると、
それが治る。
彼が眠っていても関係ない。
彼の手をこっちに持ってきて、患部にあてるだけでよい。
これはなんなんだろう?
レイキを知ったら、こういうこともわかるようになるのかもしれない。
レイキはもしかしたら、誰にでも経験のあることなのかもしれない?