これでいいのかなぁ?と思いながら書いているのですが・・・・
私の推測の、どこまでが正しいのでしょう?
–7–
授業が終わってから、アリプロを聴いて感動しまくっている娘に尋ねた。
「ねえ。小さいときにお母さんに教えてくれた’頭の中の先生’の話、おぼえてる?」
「うん。おぼえてるよ」
「そう。あのお話、お母さん、感心して聞いたんだよ。
頭の中でこうしなさいって言われるからしているって。えらいよね。
普通は、言われても出来なかったりするものね。
ところで、今でもそういうことってある?」
「あるよ~」
「え、あるの?」
「うん!今日もね、夕ご飯のあと、勉強に行く前にお皿を洗うのが面倒だから、帰ってからやろうかなと思ったんだけどね。今洗ったほうがいいよ、って言われたから洗ったよ。」
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そう。娘は、昔から、やるべきことをやるべきときにすんなりとやる子なのだった。
でもそれは(確かに行動しているのは娘なのだけれども、)”その人”が、正しい時期に正しい答えを示してくれるからなのだというのだ。
だから、困ったときや、どうしたらいいかわからないときには、待っているといいのだそうだ。
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持ち帰ったはずの、体育祭の時に使う用具一式が行方不明になった時もそうだった。
家中捜してもなくて、担任の先生に落とし物として届いていないか電話してもなくて、友達のところにもなさそうで。
学校で探すために、あの日はいつもよりも30分早く家を出た。
あのときも、電車の中で、「ある場所」が浮かんできたのだそうだ。学校について真っ先にそこへ行くと・・・ちゃんとあったのだという。
(これはちょっとどうかと思うのだが(笑))
こないだは漢字テストでどうしても思い出せなかった漢字が、頭の中に自然にぼわぼわ~~~と浮かんできて書けたそうだ。
今日の英単語テストでも、やはり同じ事があったという。
(いいなぁ!それ・・・・っていうかぁ、いいんかい!!それ!!!(笑))
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私は先日の息子の財布の件を三度(みたび) 思い返してみた。
あのとき確かに、私の頭には息子の財布が浮かんだ。
でも、私は行動はしなかった。
以前なら、財布が頭に浮かんだことすら、意識できなかったことだろう。
一方 娘は、浮かんだことを、受け止めることが出来る。
しかも、それに従って行動することが出来る。
昔から「不思議な子だね」「昔のひとだね」と言われてきた理由はそこにあったのかもしれない。
ハイヤーセルフから得たアドバイスや知識に従って、正しいと思うことを行動に移すことができる、
それが、あの子の人徳となっているのだろう。
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そんな娘の長年の様子を鑑みて、とうとう私は言ってみた。
「それってハイヤーセルフなんじゃないのかなとお母さんは思うんだけど。。。今度、その人に名前聞いてみたら?」
地に足のついている娘なので、まさか~と笑うかと思ったのに、意外にも彼女はこう答えた。
「あのねえ。背広を着ているんだよ」
「え、姿も見えるの???」
「見えるんじゃなくて、わかるの。メガネをかけててね、きちんとした感じで。30歳くらいの男の人だよ」
「・・・・・・」
娘は、この人と、時々対話をするそうだ。
何かを尋ねると正しい答えが浮かんでくるのだそうだ。
そしてその答えは、娘にとっても、常に納得のいくものらしい。