娘に借りて、「西の魔女が死んだ」を読みました。
読んでビックリ。
レイキがいっぱいだったからです。
主人公が訪れる「おばあちゃんの家」周辺の野山の様子・・・
描写を読むと、あまりに宇宙エネルギーが一杯なので、読んでいるだけで、呼吸が無意識のうちに発霊法に切り替わっていました。
おばあちゃんのおかあさんのエピソード・・・ある日、部屋でふきんを縫っている時に、目の前に夜の海が広がり、そこを婚約者(おばあちゃんのおとうさん)が泳いでいるのを見た。
直感的にそれは間違っている方向だと知ったおかあさんは、とっさに「右へ!」と叫ぶ。
とたんに現実に引き戻り、縫いかけのふきんを持ち部屋に立っていた・・・
これは「遠隔」と同じでしょう。
主人公がおばあちゃんから習う「魔女修行」では、目の前にないもの(たとえば自分のマグカップ)を、なるべく細部までありありと、まるでここにあるかのように思い浮かべる練習があるのですが、それも遠隔に必要ですよね。
魔女に絶対に必要な「自分で決める」「直感を磨く」などなど、すべて、レイキにつながることだし。
地に足をつけて生きることはグラウンディングだと思いました。
お話に登場するエピソードは「五戒」を思い起こさせます。
そして、このお話の主役は、この宇宙いっぱいに満ちている「宇宙エネルギー」なんじゃないのかなと思いました。
宇宙エネルギーが足りなかった主人公が、おばあちゃんのところに行き、宇宙エネルギーをいっぱい浴び、その取り込み方、宇宙エネルギーを使って生きる生き方に触れ、自らの治癒力を活性化し、前と同じなんだけれども 宇宙エネルギーとともにある自分として、再び自分の世界へ戻っていく、というお話だったように感じました。
それと、文庫本の後半についていたお話(「西の魔女が死んだ」の主役の女の子の後日のエピソードです)は、レイキでよく起こる「引き寄せ」「達成」の物語そのもので、読み終わって、鳥肌が立ちました。
また、主人公の親友が「あなたは決めたことはなんでもその通りになる」というふうなことを行っているところからも、主人公がもはや以前と違い、宇宙エネルギーを生かす生き方をしていることが伝わってくる気がしました。
これを、単なるファンタジーと読むことも可能でしょう。
しかし、レイキをする人なら、どう読んでも、リアルな現実の物語に思うことでしょう。
もしあなたがレイキをする人なら、この本の描く世界に、驚愕されることでしょう。