Reiki style
レイキを知る
レイキとは
レイキとは、日本生まれのヒーリングセラピーです。戦前は多くの方がレイキ用語代替医療として活用していました。
レイキは、私たち自身そして周囲に満ちている「気」を扱います。「気」が足りないと、病気になったりストレスを感じます。「気」が満ち足りると、自然治癒力が活性化し、ストレスが減り、心身ともにリラックスした状態になります。
レイキを学ぶと、ストレスに抑えつけられない、本来の自分を出すことができ、同時に、一緒に暮らす家族や遠くに住む大切な方の健康と幸せを助けることができます。
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レイキは、自然の「気」を利用したヒーリングです。
大正時代に、臼井甕男(うすいみかお)先生によって、体系化されたナチュラルヒーリングシステムです。
気功のように送り手の「気」を受け手に流すのではなく、自然界に存在する「気」を、送り手がパイプになり、受け手に送ります。
人畜無害・意図のない自然のエネルギーなので、病人、妊婦さん、おなかの赤ちゃんにも送ることができます。
誰でも使えるようになるのが特徴です。
元々、人間に備わった能力なので、特別な能力は必要ありません。気功のように、長年修行しなければ使えないといったものでもありません。アチューンメントを受けると、誰でもその場ですぐに使えるようになります。レイキとは、手のひらを使ったヒーリングです。
レイキは、代替医療の一つとして、戦前の日本では広く行われていましたが、戦後の混乱期の中 日本では廃れてしまいました。しかし、ハワイの日系人に伝わっていたものが世界中に広まり、その流れの中で1980年代に日本に逆輸入されて、再び脚光を浴びるようになりました。
海外に出ることなく日本で使われていた伝統レイキの代表としては「直傳靈氣」「臼井靈氣療法学会」などがあります。
レイキの魅力
- 誰でも使える
- アチューンメントを受ければ、その瞬間から使える
- 手を当てるだけで使える
この3つがレイキの魅力です。
レイキの効果
レイキは家庭の薬箱です。小さな切り傷、火傷、打撲など、けがをしてすぐに手を当てるだけで、早く治ってしまいます。
熱は、出る前に、ヒビキとしてわかります。
風邪のひき始めなら、症状がひどくなる前にレイキすることで、こじらせずに済ませることができます。
病気や怪我以外にも、レイキの効果は多岐に渡ります。
現代人にとって無視できない精神的な問題にも効果があります。
応急処置、ヒーリング、部屋やアクセサリーの浄化、邪気から身を守る、遠くに住む人にもレイキを送る、未来や過去にも送る、などなど・・・
また、精神を統一したり、瞑想を助けたりするのにも使えます。
看護師、テステティシャン、鍼灸師、保育士、インストラクター、ヒーラーなど、人と接するプロフェッショナルが、プロテクションやサポート力アップのために学ぶことも多いです。
レイキの歴史
レイキの発祥
1922年(大正11年)に、臼井甕男(うすいみかお)先生が京都の鞍馬山で断食修行を行い、レイキを見つけました。「この力を自分や家族で独占せず、多くの人々に治癒能力を授けて喜びを共有しよう。」と考えた臼井甕男先生は、これを「心身改善臼井靈氣療法」と名づけ、東京・青山にて「臼井靈氣療法学会」を創設しました。
1930年(昭和5年)には会員数は7000名に達し、その後はおそらく1万人規模の会員がいたと推測されます。
海軍と靈氣
臼井先生から指導を受けた20名の師範のうち少なくとも5名が元海軍の上級士官でした。海軍の軍港には必ず靈氣の支部もあったそうです。靈氣は、元海軍の上層メンバーの他にも、政治家や学者など社会的に地位の高い人々により指示されていました。
林 忠次郎先生
臼井先生からレイキを伝授された一人である林忠次郎先生は、東京・信濃町で靈氣専門の治療所を開きました。「林靈氣研究会」を作り、臼井靈氣療法をベースに独自の理論と技法を加えた「林靈氣療法」を確立していきました。
現在では、残念ながら「林靈氣療法」は消滅してしまいましたが、これがベースの「直傳靈氣」が広まっています。
高田はわよ先生
林靈氣療法の施術を受けた人の中に、ハワイ生まれの日系2世、ハワヨ・タカタ(高田はわよ)先生がいます。
高田はわよ先生は難病で、このままでは余命幾ばくもないと診断され、日本に帰国。手術を受けることになりました。しかし「手術以外に何か方法がある」という直感を受け、林忠次郎先生の治療所に出会いました。そして林靈氣療法を受けた結果、健康を取り戻していきました。
レイキの効果を実感したハワヨ・タカタ先生は、林忠次郎先生に弟子入りし、そこで約1年間働いた後、ハワイに戻られ、1980年(昭和55年)80歳で亡くなられるまで、レイキの普及に努めました。最終的に22人のレイキティーチャーを育成しましたが、このお弟子さん達が組織などを整備し、アメリカを中心として全世界へレイキが普及していったのです。
逆輸入
敗戦後の混乱期の中で、非科学的と見なされるものは廃れていきました。そうした潮流の中、レイキも廃れてしまいました。
しかし、1980年代のニューエイジブームの流れにのって、日本にもレイキが流れてきました。
こうした経路で日本に再上陸したレイキは、「西洋レイキ」と呼ばれています。
一方、日本から一度も海外に出なかったレイキが「伝統レイキ」と呼ばれています。山口千代子・忠夫先生により伝えられている「直傳靈氣」などがあります。
Reiki-Styleでは、西洋レイキをベースに、「臼井靈氣療法」の考え方も多く取り入れ、西洋レイキと伝統靈氣の統合的な形になっています。